
フランス親子留学滞在記1

娘と行ったフランス親子留学滞在記
NO1 きっかけ〜出発
2004年7月〜9月まで二ヶ月ちょっとの間、三歳半の娘と一緒にフランスのRouen(ルーアン)という町に短期留学をしてきました。
たった二ヶ月でしたが私たち親子にとっては発見の連続であり、貴重な経験ができました。
二人の滞在記をこれから5話にわたって紹介していきたいと思います。
きっかけは2003年冬、娘も三歳近くなり子育てにも慣れてきた頃、大好きなフランスに観光という視点ではなく、滞在してみて向こうの生活や子供との関わりを知りたいなと漠然と考えるようになりました。
10年位マイペースに勉強していたフランス語の上達という目的もありましたが、私だけでなく娘にも沢山の体験をさせてあげたいですし、小さい娘にもなにか吸収する事ができるかもしれないという思いもありました。
とはいえ、オーストラリアなどの英語圏に親子留学という話は聞くものの、フランスに親子二人での長期滞在といった話を聞いた事がありませんでしたので、まずは実現できるかという問題にぶつかりました。
ネット、本などで調べ、なんとか少ない候補の中からルーアンを選び実現に向かって動き出しましたが、小さな子供を連れてということに対しての不安や周りの反応も気になりました。
幸いながら、私のワガママを主人や周りの人は心の中では心配していたと思いますが賛成してくれて、準備をする中で私では不十分な所を主人は細かく指示、手配してくれて本当に助かりました。
7月5日、大きな不安と少しの期待を胸に空港に向かいました。この時ドキドキ感は今でも忘れられません。
娘はおもちゃと着替えが入った小さなリュックを背負いはしゃいでいました。自分で決めた事とはいい、パパとのしばしのお別れと不安に私は涙をこらえながら二人で飛行機に乗り込みました。
娘とフランスに行くのは二回目でしたが二人きりの12時間の長いフライトも不安でした。しかし娘は飛行機の離陸直後に4時間も眠ってしまい、起きてからは食事をしたり機内を散歩したり、テレビやゲームを楽しんで過ごしました。成田空港で声をかけてくれた年配の女性が機内でも飴をくれたり、遊んでくれたり、客室乗務員の方も親切に子供の相手をしてくれたので大変ではありませんでした。
しかしフランスに着陸したのは日本時間の23時頃でしたのでさすがに疲れ眠くなり、寂しくなったのか娘が泣き出してしまいました。私は大きなリュックを背負って娘を抱いて空港に降り立ちました。無事フランスに着いたといううれしさの反面、一人でリュックと娘を抱えスーツケースも運ばなくてはいけない現実に親の責任を再認識して空港を後にしました。
つづく
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